ゴルフは、自分がどんなスイングをしていて、その上で、どこを治すべきか否かを把握することが上達の最短ルートです。最近はスマホのおかげで簡単に動画撮影してスイング自己分析ができます。
今回は、ゴルフ撮影のコツとおすすめのアイテム、オススメアプリを紹介しますので参考にしてください。
自分のスイングは自分で見れない
自分がボールを打った直後にスイングを確認することが出来れば、間違いなく上達スピードは上がります。逆に言えば、ゴルフがなかなか上達しない理由は・・・
・“自分がしていると思っているスイング”と“実際のスイング”に大きな誤差がある
・自分では、プロゴルファーと同じように振っているツモりでも、実際には全く違うスイングをしている
・間違ったスイングしている事に気が付かず練習を続けてしまう
また、ゴルフ練習場でも、アマチュアゴルファーが出るテレビ番組でも「この人は力み過ぎだな・・・」とか「この人はスウェーが大きいな」などと他人のスイングの欠点はわかりますよね。
その”スイング分析出来る目”を使って、ご自身のスイングを改善しましょう!
スイング動画をスマホで撮影する際のポイント
スイング動画を撮影するには、ビデオカメラよりスマホが簡単ですよね。
そこでスマホでスイング動画を撮影する際のポイントをご提案します。
スマホの固定方法
スマホを使ってゴルフ練習場でスイング動画を取るには、スマホをどう固定するかがポイントになります。
最近では100円ショップでもスマホ三脚が売っています。それを含めご紹介させていただきます。
100円ショップのスマホ三脚
安価で手軽な「100円ショップのスマホ三脚」。とりあえず撮影してみたいのであれば、安価で入手も簡単なのでアリだと思いますが、正直なところスイング動画撮影にはオススメ出来ません。
オススメ出来ない理由は、三脚の脚が短く撮影アングルが下からあおる形での撮影になるためです。後に記しますがスイング動画撮影はアングルが大切なので脚の短い、100円ショップのスマホ三脚は不向きと言えます。
ゴルフバックに取り付け可能なスマホ小型固定アイテム:スマホザウルス
スマホザウルス は、一度はめたらそのままテーブルや椅子の上に置いたり、クリップでゴルフバッグに固定できる優れものです。また角度を調整して床に置いてとることも可能。比較的、値段もリーズナブルです。
実はこれ、私も使っていましたが・・壊れました(涙)
先ずはスマホを下から支えるバーが折れて、それでも折れたパーツをビニールテープで補修しながら使っていたらスマホが落ちました・・・それ以来、使っていません。
非常にコンパクトで使いやすいのですが強度に問題があるのでオススメはしにくいですね・・・
(最新版は強度が改善されているかもしれませんが)
軽量アルミ三脚(スマホ用クリップ付き)
本格的なアルミ製のスマホ三脚です。スマホを取り付けるためのクリップも付いていますので完璧です。
加えてこれだけ本格的ですと、コースに持っていきラウンド動画も撮影可能です。(ゴルフ系YouTuberを始めるにはピッタリですね)
機能性は100%の商品ですが、ゴルフ練習場で使うにはチョット勇気がいるかもしれません。ガッツリ撮影してる感がゴリゴリですから。それを気にしない人であれば最高のスマホ三脚です。
スマートフォン用クリップスタンド
自由自在に曲がるフレキシブルアームのスマートフォン用クリップスタンドです。クリップ式なのでゴルフバックに取り付けるだけで簡単に撮影可能です。また、フレキシブルアームは660mmと余裕の長さなので、アングルも自由自在です。更にクリップ部分はアームに取り付けた後、360度回転出来るので縦でも横でも見る事ができます。
ほぼ完璧ですね
ゴルファーが動画で自分のスイングチェックをする時、固定型だと微妙な角度調整に苦労します。その点このスマートフォン用クリップスタンドなら自在アームが最大限に威力を発揮してストレス無くスイングチェックに集中する事ができます。
オススメ度100%の優れものです!超オススメです!
オススメのオプション:スマホ用広角レンズ
スマホのカメラは意外と狭い範囲しか映らないんですよ。ゴルフ練習場で撮影する時などはかなり後ろに下がらないと、体全体やクラブの先まで収まらないことが多かったりします。そこで「スマホ用広角レンズ」を取り付けることをおすすめします。
広角レンズといっても、クリップ式でかんたんにスマートフォンに取り付けられるレンズです。
これをつけると通常の構図よりも広い範囲まで映すことができるので、それほど離れなくても全体をとらえることができます。一人で撮影するときにはこうしたものが重宝します。スマホ用広角レンズは、易いものですと100円SHOPなどにも売られていますので気軽に購入できます。一応、以下にも参考商品を掲載しますので参考にしてみてください。
因みに、上記のスマホ用広角レンズを用いると以下の比較画像のように写る範囲が大幅に変わります。
通路の狭い、ゴルフ練習場などでは効果を発揮しますよ。特に正面から撮影する場合には手前の打席が空いていればかなりの範囲を撮影することが可能です。
動画撮影する際のコツ
動画を撮影する際には簡単なことではありますがチョットしたコツがあります。
後方アングルの場合
ゴルフ練習場でスイング動画を撮影する場合、後方アングルが多くなると思います。その際のコツは3点です。
逆光に気をつける
意外と気が付かないのが逆光。折角スイング動画を取るので良い画像で撮りたいですよね。逆光では真っ黒になり折角の苦労が台無しです。基本的に太陽など光に向かって撮影することは厳禁ですし、ナイターの場合には照明の被る位置での撮影はやめておきましょう。昼間の場合には練習場によって逆光になる時間帯と、ならない時間帯があると思いますので練習場に行った際に確認してみてください。
スマホの設置位置はボールの後方線上
スマホをセットする位置はボールの後方線上を基本として、あとはお好みでアングルを変えて行くことをオススメします。
スマホの高さは腰辺り
スマホをボールの後方線上に設置したらあとは設置高さです。出来れば腰から肩の高さの間あたりが良いですね。下過ぎても上過ぎても、プロゴルファーのスイング動画と比較しづらくなりますので注意してください。
正面アングルの場合
基本的に後方アングルと同様の点が多いですが、2点だけ気をつけてください。
前方打席からの撮影はマナー重視
正面アングルの場合、前方の打席にカメラを置く必要があります。他のお客さんの迷惑にならない事は当然の事。お客さんが少ない時間に行くこともオススメです。
また周辺の方が動画に入り込んでしまいますので、そのあたりの配慮をすることも必要です。(不要なトラブルに巻き込まれないタメにも)
広角レンズを使いましょう
先に記したようにスマホのカメラは意外と狭い範囲しか映らない場合が多いです。正面から撮影する場合前方の打席ではスイングの全体を映すことが出来ず、もう一つ前方の打席にカメラを置く必要も出てきます。スマホ用広角レンズを用いることで撮影範囲が広がるので、これらの問題を解消しやすくなります。
スマホ用広角レンズはスイング動画に限らず、日常的に便利なものなので、この機会に購入を検討されては如何でしょう?
スイング撮影用アプリ
スマホでスイング動画を取るだけでも十分に有意義なのですが、スマホアプリを用いることで更に効果的になります。今回は私が実際使った事のあるスマホアプリをご紹介します。
ちなみに基本的な使用であれば無料で使えるアプリですので、安心してダウンロードして使ってみてください。
スイング・カメラ KiZuKi
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.mappleon.android.kizuki&hl=ja
かなりメジャーなアプリですのでご存知の方も多いと思いますが、無料でこの機能は素晴らしいですね。
撮影に動画に、ラインを引いたりスイングをスロー再生したり非常に優れものです。
以前はこのアプリを長く愛用していました。次に初回するアプリを知るまでは・・・
Swing Profile Golf Analyzer

結論的に言って、Swing Profile Golf Analyzerは神アプリです。
以前「スイング・カメラ KiZuKi」使っていましたが、Swing Profile Golf Analyzerを知ってから他のアプリに全く興味が無くなりました。
先ず、 KiZuKi」と同様に動画にラインを書き込んだりスロー再生出来るのは当然の事なのですが、Swing Profileは完全にハンズフリーで自動取り込み、再生して自分のプレイを振り返ることができる唯一のゴルフアプリなのです。
完全にハンズフリーで自動取り込みとは、録画モードで、アドレスを認識して音に反応してスイングを自動で録画してくれるのです。また撮影した動画は自動的に2秒間だけのスィングにビデオをカットしてくれます。
正に神アプリです!
正直、現状ゴルフスイングアプリは「Swing Profile 」の一択と思って問題は無いと思います。
まとめ
最後までお読み頂きましたことに先ずは感謝申し上げます。さて、スマホを使った動画撮影コツおわかり頂けましたか?
改めて整理しますと。
・スイング動画を撮影する事が上達の最短ルートです。
・スマホで撮影するタメの固定にはアルミ製のスマホ三脚とスマートフォン用クリップスタンドの2択から選んで間違いありません。
・撮影時は周辺に気にかけて後方アングルであればボールの後方線上。高さは腰から肩の間。スマホ用広角レンズを取り付けて広い画角で撮影しましょう。
・スイングアプリは自動撮影機能を有する「Swing Profile 」の一択です。
また、先に記したとおりスイング撮影の際は周辺のお客様に気を使ったマナー良行いましょう。
YouTubeやTwitterにスイング動画をアップする場合には動画に写り込んでいる他のお客様にモザイクを描ける等の配慮もお忘れなく。
コメント
[…] ゴルフスイングの動画撮影のテクニックと便利アイテム&神アプリゴルフは自分がどんなスイングをしていて、どこを治すべきが分かれば上達は非常に早くなります。最近はスマホのお […]