鈴木愛選手のクラブセッティングはアマチュアも参考にすべきです

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プロのクラブセッティング
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鈴木愛選手とは

昨年も最終日まで渋野日向子選手と賞金女王を争った鈴木愛選手。力強いスイング、魔法のようなパッティング。際立った勝負強さ。

引用元:GDO様

通算勝利 日本 15勝 (国内メジャー 2勝) 米国 1勝 その他 1勝の日本を代表する女子プロゴルファーです。

引用元:GDO様

今回の記事では、そんな鈴木愛選手のプロフィール・部門成績・クラブセッティングなどをご案内したいと思います。

鈴木愛選手のプロフィール

鈴木愛   Ai Suzuki
生年月日 1994年5月9日
プロ転向 2013年
出身地     徳島県三好郡
身長   155cm
体重   58kg
出身校     鳥取県 倉吉北高
通算勝利 日本 15勝 (国内メジャー 2勝) 米国 1勝 その他 1勝
ホールインワン 3回(2016年 ほけんの窓口レディース、2016年 樋口久子 三菱電機レディス 2017年 ヤマハレディースオープン葛城)

徳島県三好郡東みよし町(旧:三加茂町)に生まれた鈴木愛選手は、宮里藍選手が「We Love KOBEサントリーレディスオープンゴルフトーナメント」で優勝するのをテレビで観てゴルフの魅力にはまり小学校5年生にゴルフを始め、中学生になると「四国女子アマチュアゴルフ選手権競技」で優勝し、高校は徳島県内のゴルフ強豪校からの誘いを断り、ゴルフ部が新設されたばかりの鳥取県の倉吉北高等学校に進学する。

2013年日本女子プロゴルフ協会(LPGA)最終プロテストに進出し3位で合格。(因みに、2位には成田美寿々が合格)。同年のステップ・アップ・ツアー「中国新聞ちゅーピーレディースカップ」で下部ツアーでプロ初優勝したことで、翌年からツアーに参加し早速、2014年9月、LPGAツアー公式戦「日本女子プロゴルフ選手権大会」において同ツアー初勝利を初の公式戦勝利で飾ると共に、宮里藍が2006年に21歳83日で達成した同大会史上最年少勝利を更新すると共に、年間獲得賞金ランキング13位となり自身初のシード入りを果たす。

引用元:GDO様

その後の活躍は、皆さんご存知の通りですが、2016年LPGAツアー公式戦「日本女子プロゴルフ選手権大会」、2019年には「TOTOジャパンクラシック」で米LPGAツアーで初優勝するなど日本を代表するゴルファーに成長。2017年と2019年の賞金女王に輝いている。

鈴木愛選手の生涯獲得賞金と成績の推移

年度 獲得賞金 賞金順位 平均ストローク
2013年 ¥385,000 141位 75.6667
2014年 ¥60,424,436 13位 71.6867
2015年 ¥56,448,371 14位 71.9155
2016年 ¥124,939,506 5位 70.8086
2017年 ¥140,122,631 1位 70.7447
2018年 ¥140,234,839 3位 70.1052
2019年 ¥160,189,665 1位 70.3074
生涯獲得賞金 ¥682,744,448

鈴木愛選手のスイング

鈴木愛選手の各部門成績(スタッツ)

鈴木愛選手と言えばパターのイメージが強いと思います。

引用元:GDO様

実際に平均パット数は1.756で1位です。

1位 鈴木 愛 1.756
2位 渋野 日向子 1.758
3位 申 ジエ 1.763
4位 勝 みなみ 1.764
5位 佐伯 三貴 1.783
6位 イ ミニョン 1.784
7位 ペ ソンウ 1.788
8位 上田 桃子 1.790
9位 全 美貞 1.790
10位 黄 アルム 1.792

それ以外にも、成績に直接関わる部門の成績はトップクラスの成績です。

2019年 平均パット数(1ラウンド当たり) 28.7901 2位
2019年 平均ストローク 70.3074 2位
2019年 リカバリー率 70.2326 2位

以外なのですがショットに関するデータは意外と平均的なデータです。
鈴木愛選手はパーオン率・ディスタンス・フェアウェイキープ率いずれもTOP10に入っていません。

パーオン率:24位 70.51
ディスタンス:18位 242.69ヤード
フェアウェイキープ率:21位 68.61

以外だと思った方は多いのではないでしょうか?
それでも賞金女王になるあたりは、勝負所でのショット力に他なりません。

鈴木愛選手のスイング

鈴木愛選手のスイングは決して教科書どおりではありません。
鈴木愛選手が子供の頃から長い時間かけて作り上げた“完全オリジナル”なスイングです。

ですので、我々アマチュアゴルファーがモノマネ的に真似をするのはオススメ出来ません。

引用元:みんなのゴルフダイジェスト様

鈴木愛選手の特徴は、バックスイング時の超積極的な体重移動にあります。
ただしスイング軸はしっかりキープしていると共に、バックスイングで右に動いた頭の位置をそのままにインパクトを迎える事で綺麗なビハインド・ザ・ボールの形を作っています。

引用元:みんなのゴルフダイジェスト様

また、バックスイングで大胆に右サイドに移動したトップからインパクトに向けて左足サイドの壁と、右サイドの粘りが強烈です。多少の沈み込みとこれらの粘り強い下半身の動きによって、身長155cmと小柄ながらドラインビングディスタンス:242.69ヤードを叩き出すのだと思います。

この上半身の左右の動きは参考にすべきではありませんが、ビハインド・ザ・ボールと左足サイドの壁、右サイドの粘りは参考にすべきですね。先の述べたとおり、鈴木愛選手は155cmと小柄であるため大胆な体重移動を行う事でパワー(飛距離)を発揮させる事が目的であると思います。

鈴木愛選手のクラブセッティング

鈴木愛選手はPINGと契約しており、使用クラブもPINGで統一されています。

引用元:GDO様

因みに女子プロゴルフでPING契約選手の強さは際立っていて、鈴木愛選手の他に、渋野日向子選手、比嘉真美子選手などに加え、アメリカで戦う上原彩子選手も契約するなど世界にチェレンジしていく選手との契約が目立ちますね。

特に、渋野日向子選手の2019年 AIG全英女子オープンでの優勝もありPINGは大人気です。

引用元:GDO様

それでは鈴木愛選手のクラブセッティングを見ていきましょう。

クラブセッティング

クラブ 参考飛距離 使用クラブ 画像 シャフト等
1W 240yds G410 LST 10.5度
ピン純正 ALTA JCB
S 45.5インチ
3W 220yds G410 FW 3番14.5度
PING TFC390
SR 42.5インチ
7W 190yds G410 FW 7番20.5度
PING TFC390
SR 42インチ
4UT 185yds G400 HV 4番22度
MCH70
R 350 39.5インチ
5UT 170yds G400 HV 5番26度
MCH70
R 350 39インチ
6IRON 160yds i210 アイアン NS950 R
7IRON 150yds
8IRON 140yds
9IRON 130yds
W(PW) 115yds
WEDGE

50度

100yds GLIDE 2.0
SS
PING CFS R
WEDGE

54度

85yds
WEDGE

58度

70yds
PUTTER VAULT ANSER2

ドライバーに関してアマチュアゴルファーが参考になる点

ドライバーはロフトを増やし10.5度にしながら低スピンモデルを使う点はアマチュアにも参考になりますね。

引用元:GDO様

低スピンはドライバーヘッドの構造に依存するので“低スピンヘッド”を購入して、球が上がらなかったら場合の事を考えて“10.5度”のロフト角をチョイスすることは我々アマチュアゴルファーとってはアリですね。(もちろん鈴木愛選手には関係ありませんが)

低スピンで高ロフトのヘッドにして、理想的な弾道が得られればそのままのセッティングにして、球が上がり過ぎる場合には可変システムでロフトを立てれば良いのです。

頻繁にドライバーを変える事が出来ない我々アマチュアゴルファーには、低スピンモデルのドライバーを購入するうえで理想的なドライバーであると思います。

ユーティリティ(ハイブリッド)からアイアンの流れ

4UT、5UTを入れてアイアンは6番からというのはアマチュアゴルファーも参考になります。

引用元:GDO様

「5番アイアンは打てない・・・上がらない」って声はアマチュアゴルファーでは良く聞く声ですよね。少し前のアイアンはセットの中に5番アイアンが入っているのでそのまま使っている人が多いですが、5番アイアンは正直難しいですよね。

賞金女王の鈴木愛選手ですら、アイアンが6番からである点は参考にすべきですね。

因みに著者は6番からユーティリティを入れています。(当初は友人に馬鹿にされましたが・・・笑)
190ヤードを優しく打てるのでとにかく楽です。ユーティリティはソールが滑ってダフリを軽減してくれるのでコースでは圧倒的に武器になります

ウエッジが3本

最近はウエッジが3本が普通になってきました。因みにPINGのクラブ表記方法は独自的で、PW(ピッチングウエッジ)は“W”と表記します。I210の場合の“W(PW)”のロフトは45度などで、その下を埋めるために3本が必要となるわけです。

引用元:GDO様

ここからは推測ですが100ヤードを打つために50度を入れて、終わりを58度に入れてその間に54度を入れていると推測されます。これってかなり参考になりますね。両端を決めて間を埋めるセッティングですね。

因みに著者のPING i200では“W(PW)45度”の次に”UW 50度”を入れているので、終わりを58度にして間に54度を入れています。大凡50度が115ヤード、54度が100ヤード、58度を85ヤードをイメージしています。(実際に綺麗に打てればですが・・・笑)

ドライバーG410 LSTについて

PING G410シリーズは、高弾道でブレずに飛ばすPLUS、最もつかまるSFT 、強弾道と低スピンで飛ばす LSTの3種類がありますが、鈴木愛選手が選んだのはLSTです。

「G410 LSTドライバー」プロモーションムービー

LSTは、シャープな450ccヘッドで強弾道と低スピンで飛ばすドライバーで、G410 PLUSとG410 SFTの発売後、時を開け発売されたました。

PINGは「前作を性能で超えないと市販しない」というポリシーがあり、前作のG400 LSTが高性能過ぎてなかなか発表することができなかったとの逸話があります。逆に言えば、PINGこだわりにこだわったドライバー。それが鈴木愛選手が愛用する「G410 LST ドライバー」です。

因みに同じくPINGと契約しているシブコこと渋野日向子選手はG410 PLUSです

PING G410 LST ドライバーは、「低スピン」で「直進性安定性が高い」

私も日々チェックしているYouTubeチャンネル「試打ラボしだるTV」でPING G410 LST ドライバーの試打を行っていますので参考にしてください。

ピン『G410LST』 トラックマン試打
PING G410 LSTは「低スピン」

最近は「低スピン」を売り文句にしたドライバーが多いですが、それはスピン量が多すぎると吹き上がってしまい距離をロスするためです。

もちろんスピン量が少なくドロップしてしまう方には逆にG410 PLUSG410 SFTを選ぶことオススメしますが、クラブを上から下に振るゴルフではどうしても(バック)スピンが発生します。そして打ち込み感が大きければ大きいほどスピンが発生し、過度なスピンは距離をロスしてしまいます。

ドライバーショットで、良い感じで打っているのに距離が思った程伸びない人や、球が高く上がり気味の人にはG410 LSTは強み味方になると思います。

PING G410ドライバーは「直進安定性が高い」

近年のPINGのドライバーといえば曲がりにくく直進安定性が高いことが特徴ですが、慣性モーメントがとにかく高く、左右だけでなく上下方向の打点ブレにも強くなっており、より曲がりにくく安定感のあるドライバーに仕上がっています。「慣性モーメント」とは簡単にお伝えすると「物体の回転させやすさ(させにくさ)を示す数値」で数値が大きいと“高慣性モーメントで物体が回転ししづらくなり球が曲がりにくい”数値が低いと“低慣性モーメントで物体が回転しやすく球が曲がりやすい”と言えます。

・慣性モーメントが高いと、球が曲がりにくい

・慣性モーメントが低いと、球が曲がりやすい

簡単に現象の一例を記すと、インパクトの瞬間にドライバーの芯から外れトゥ側(先側)にボールが当たるとヘッドは開き、ヒール側(根元)に当たった場合にはヘッドは閉じます。それによって打球が曲がるわけです。このフェイス面の横方向の慣性モーメント以外にもフェイス面の上下でも発生する“縦の慣性モーメント”と、ネック軸周りで発生する“ネック軸周り慣性モーメント”があります。PINGのドライバーはいずれの数値も他社クラブに比べて高慣性モーメントであるため。高い直進性を有するわけです。

ドライバーショットで、フェイスの芯で当てる事が少ない人には、慣性モーメントの高いG410シリーズは強い味方になると思います。

PING G410 LST ドライバーに向いている人

PING G410 LSTは低スピンモデルであるため、ある程度のヘッドスピードが出せる方に向いていると思います。(42m/s以上は欲しい感じです)
また先に記した様に球が上がってロスしている人にも向いていると思います。
是非、試打して貰えると実感できると思うのですが、打感も気持ち良く、打音も良く、そしてググ・・・っと、力強い中弾道の球が気持ちよく飛んで行きます。(快感にも近い感じでした)

PING G410 LST ドライバーに向いていない人

こんなに素晴らしいPING G410 LSTですが、やはり“不向きな人”もあると思います。一概には言えませんが・・・
・ヘッド重量が相応にあるので重たいクラブが苦手な人(軽量シャフトを選べが大丈夫だと思いますが)
・ドライバーで球が上がらない人(LSTよりPLUSSFTをオススメします)
・球を曲げて打ちたい人(直進性が高すぎるため)

PING G410 LST ドライバーは、「ロフト・ライ角調整機能」と「可変式弾道調整ウェイト」も付いています

最近では当たり前となった、、「ロフト・ライ角調整機能」と「可変式弾道調整ウェイト」はPING G410 LSTにも装着されています。

ロフト・ライ角調整機能でも球筋は調整可能です。ロフトは球の高さ・スピン量を調整出来ますし(寝たロフトは高スピンに、立ったロフトは低スピンになります)、ライ角はそれぞれの身長や手の長さにドライバーを合わせてくれますし、ライ角を増やせば捕まり過ぎを防止し、ライ角を減らせば捕まり易くなります。

可変式弾道調整ウェイトは球筋を調整する事ができます。ドローポジション・スタンダードポジション・フェードポジションのいずれかにウエイトを装着することでドライバーヘッドが球筋を作ってくれます。

因みにPGAや日本の男子プロで流行っているセッティングは、ロフトを立ててライ角を増やし、可変式弾道調整ウェイトをドローポジションするセッティングのようです。

G410フェアウェイウッドについて

YouTubeチャンネル「試打ラボしだるTV」でG410フェアウェイウッドの試打動画です。参考にしてください。

ピン『G410』フェアウェイウッド トラックマン試打

G410ハイブリッドについて

YouTubeチャンネル「試打ラボしだるTV」でG410ハイブリッドの試打動画です。参考にしてください。

ピン『G410 』ハイブリッド トラックマン試打

i210 アイアンについて

YouTubeチャンネル「試打ラボしだるTV」でi210 アイアンの試打動画です。参考にしてください。

ピン『i210』アイアン  トラックマン試打 〜 PING i210 Irons Review with TrackMan 〜

以前の記事でも書かせていただきましたが、著者の個人的な感想ですが・・・i210モデルはいわゆる“飛び系アイアン”ではありません。参考までに他クラブの7番アイアンのロフト比較記しますが、ロフト角だけ見るとアスリート系アイアンに属すると思います。

それでは難しいか??っと言われればそんな事はありません。適度な優しさと気持ち良い打感。そして顔も素晴らしいアイアンです。(私はi200を使っていますが最高です)

渋野日向子選手使用のPINGi210と前モデルi210に関して
渋野日向子選手もお使いのPINGのアイアンi210と、前モデルi200との私感比較です。併せてPINGの特徴であるフィッテイングに関する情報も少しだけ記して見ました。参考にして頂けますと幸いです。

ただし、ヘッドもそれほど大きくなくロフトも立ってはいないので、飛び系を期待したり、オートマチックな優しさをお求めの方には期待はずれになる可能性があります。ただ今後も技術の向上を望みながら少しだけ優しさを欲しいと思う方には非常に良いアイアンであると思います。

また逆に、マッスルバックやアスリートキャビティをお使いの方にとっては、優しさを感じる一方、スピン性能は落ちる事を体感すると思います。とは言え、そろそろ少しやさしいアイアンに変えようかとお悩みの方、飛び系アイアンに抵抗のある方にとっては検討する価値はあると思います。

まとめ

先ずは最後までお読み頂いた事に感謝を記します。

鈴木愛選手についての内容。お探しの情報は見つかりましたでしょうか?

昨年は渋野日向子選手との賞金女王争いで、ともすればヒール扱いされる感じすらありましたが、それも鈴木愛選手の実力があるがゆえですね。
そして鈴木愛選手の各部門成績(スタッツ)から、鈴木愛選手の成績の秘密が見えましたね。

ショットデータは平均的でありながら、大きなミスをする事無く、アプローチとパターでスコアメイクする。
データからはそんな傾向が見て取れます。

これってアマチュアゴルファーにも参考になるというか、スコアメイクの確信と思えます。

また、クラブセッティングに関しても合理的なチョイスが見られると共に、ドライバーはじめフェアウェイウッド、ハイブリッド(ユーティリティ)にも純正シャフトを使っている点はPINGの製品レベルの高さを感じますね。

最後に、鈴木愛選手のスイングGIFはご自身のゴルフ練習のイメージトレーニングにもなると思います。
ゴルフ練習場でもスマホで確認出来るようにブックマーク・お気に入り登録していただけますと幸いです

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